家族会員の解説です
カードの契約者本人と同居の親族、具体的には親、配偶者(夫又は妻)、18以上の子などに対してクレジットカードを発行し、支払い請求は本人に一括してするというシステムです。
主婦や学生は本人名義でクレジットカードを作ろうと思っても、自分名義の収入や財産がないため審査に通りにくく、仮に通っても利用限度額が低く抑えられるなど不利です。
そこで、会員本人の信用で家族がそれぞれ使えるカードを発行するというわけです。
実際、お父さんは毎日会社でお仕事なので、奥さまが使えるようにしてくれないとクレジットカードなんて役に立たないわけです。
かつては、ご主人名義のカードを奥さまが日常使うということが、結構当たり前だったのですが、一応クレジットカードは本人が提示し本人がサインしないと本来無効なわけで、かといって、奥さまに使ってもらわなければカード会社も儲からないわけで、そこで家族カードのシステムが生まれたわけです。
家族カードのシステムが広がったのにはもう一つ事情があります。
盗難カードや偽造カードの使用が増え、厳しく取り締まらなければならない以上、本人が承諾した家族の使用にも待ったをかけざるを得なかったのです(もちろん、もともとルール違反でしたが)。
各カード会社は90年代末頃、カード裏面のサインの徹底、本人以外の使用の厳禁とあわせて家族カードの申込みを進めるキャンペーンを張りました。
現在は入会と同時に家族カードの発行も申し込むのが普通になりましたね。
最近はさらに一歩進んだ家族カードが登場しています。
パーソナルアカウント付き家族カードです。
これは、本人に請求書が届く利用部分の他に家族個人の口座から直接引き落とす個人利用枠を別に設けるというものです。
個人利用枠(パーソナルアカウント)で利用した分については本人宛に請求書が送られないのでパパに内緒でお買い物ができるのです。
パーソナルアカウント部分について家族個人の審査を受ける必要があるので個人の収入や財産が必要です。
まだまだ全てのカード会社で導入されているシステムではありません。